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2016年1月31日神奈川県立近代美術館外観

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並ぶ人々

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最後の企画展示

第1回 神奈川県立近代美術館鎌倉館の閉館と日本近代美術の終焉

 神奈川県立近代美術館の鎌倉館がこの1月31日に閉館した。
 鎌倉の鶴岡八幡宮の境内にあり、鎌倉近美の名で親しまれたここは、1951年に開館した日本で最初の公立の近代美術館である。

 ちなみに現在竹橋にある東京国立近代美術館が京橋の旧日活本社ビルの土地と建物を購入し、日本初の国立美術館として開館したのは翌年の1952年、それは現在はフィルムセンターとなっている場所であり、竹橋に現在の近代美術館が建設されたのは1969年のことである。

 神奈川県立近代美術館のもうひとつの貴重さは、それがル・コルビュジェの愛弟子、阪倉準三によって設計された代表的なモダニズム建築だということである。閉館の理由は、鶴岡八幡宮との借地契約期間が2016年3月で満了になり延長ができないためであった。ただ閉館後取り壊されるという話に関しては、さまざまな働きかけの甲斐もあって、建物自体は保存されることになったのはせめてもの救いであった。

 それにしても日本初の近代美術館が、神社の借地にあったこと、そのモダニズムの象徴的な建築物が2016年にそのひとつの役目を終えることは、この先行き不透明な時代において、なんとも象徴的な出来事に思えてくる。

 筆者自身も中学生の頃からよく一人で東京から展覧会を見るためにこの地を訪れたものである。そのため最終日は時間を無理やりつくって駆け込んだ。多くの人たちが名残を惜しんで最後まで残っていた。

 神奈川県立近代美術館の鎌倉館はなくなるが、これからは、葉山館と鎌倉別館の二館体制になるという。とりわけ海の側の葉山館の景観は素晴らしい。新たな歴史が刻まれていくことを期待したい。

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2階喫茶室から臨む光景

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2階喫茶室から見る夕暮れ

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中庭の記念撮影

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既に閉まっている新館

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本館から新館を臨む

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インタビュー中の光景

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夕暮れの本館

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中庭壁面で映像上映がはじまる

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映像上映後、中庭の夜

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最終日夜の外観

2016.02


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