SeminaireOuvert66

「セミネール通信」は、
藤田博史(精神分析医)による
新しい精神分析の地平を切り拓く
「公開セミネール」の予告と記録
及び、同時代の文化や芸術の動向を
榊山裕子(評論家)の責任編集で発信しています。

目次
1. 2020年1月公開セミネールのご案内
2. 2020年公開セミネール講義内容(予定)
3. 編集後記にかえて 
  2020年を迎えて     榊山裕子

2020年1月号


公開セミネールのご案内

公開セミネール 2020

意識・夢・幻覚のホログラフィック理論

Holographic Theory of Consciousness, Dreams and Hallucinations

オールフラットから多次元宇宙



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日時 : 2020年 1月11日(土)13:30〜16:30(開場時間も13:30になります)
●会場 :日仏会館(東京・渋谷区恵比寿3-9-25) 509号室
●講師:藤田博史(精神分析医)
●第1講:ホログラフィック理論とは?
●聴講料:3,000円(改訂しました)
●ご予約・お問い合せはユーロクリニーク文化部まで(E-mail:ys@euroclinique.com)


☆セミネールの受講者には『受講証』を発行します。
詳しくはこちらをご覧ください。

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マップをクリックすると拡大表示することができます。


日仏会館の場所は、恵比寿駅東口から、「動く歩道」経由で
恵比寿ガーデンプレイス方面、徒歩10分



■2020年度セミネール講義内容(予定)

1,ホログラフィック理論とは?
2,心的装置から心的回路へ
3,心的回路と脳科学
4,意識のホログラフィック構造
5,夢のホログラフィック構造
6,幻覚のホログラフィック構造
7,意識・夢・幻覚の相互変換について
8,フーリエ変換とオールフラット理論
9, オールフラットから多次元宇宙へ
10, ホログラフィック理論と精神分析
11,数理科学による精神分析の解体
12,未来派精神分析について



編集後記にかえて〜2020年を迎えて

 今年も新しい公開セミネールがはじまった。タイトルは「意識・夢・幻覚のホログラフィック理論」である。
 ふりかえれば公開セミネールも今年で20年目を迎える。そのうち最初の2年は人形愛をテーマとしたセミネールだったので、本格的な精神分析のセミネールは18年目ということになる。

 公開セミネールは、2001年に創作人形誌『ドール・フォーラム・ジャパン(以下、DFJとする)』(編集長:小川千恵子/現・羽関チエコ)主催により、精神分析医の藤田博史に講師を依頼して開催された、「人形」および芸術を扱った連続公開セミネール「人形の身体論―その精神分析的考察」にはじまる。このセミネールは榊山裕子の編集により「人◇形◇愛の精神分析」というタイトルで当時『DFJ』誌に連載され、のちに『人形愛の精神分析』として青土社より刊行された。

 『DFJ』本誌は季刊誌だったので、当時、毎月の案内は郵送によるものだった。まだメールでの配信に頼るほどインターネットが普及していなかった頃である。毎月の案内を送るだけでは味気ないので、この毎月の案内を「セミネール通信」と名付けて、新聞のような読み物のような側面をもたせてみた。編集は榊山が担当した。『DFJ』誌連載の「人◇形◇愛の精神分析」は、講義のなかでも人形にまつわるテーマに比重を置いていたため、そこから抜け落ちてしまう精神分析のエッセンスを少しでも読者に伝えようとはじめた連載が、この案内状に間借りするようにささやかにはじめた「セミネール断章」である。

 人形のセミネールは、第0回を学習院大学百周年記念会館会議室(東京・目白)で、1回目以降しばらくは早稲田奉仕園(東京・早稲田)で、2002年3月以降は東京芸術劇場会議室(東京・池袋)で開催された。この頃のセミネールの様子の記録を記した「タイムマシンにお願い」は「セミネール通信」のアーカイブに収録しているが、ここではあらためてそのリンクを下に貼っておくことにしよう。
 この連載の第3回に、当時の「セミネール断章」の一部が転載されているので、ご興味のある方はご覧いただきたい。

「タイムマシンにおねがい」第1回「2001年にはじまる」pdf版

「タイムマシンにおねがい」第2回「夢と映画」pdf版

「タイムマシンにおねがい」第3回「セミネールと9.11」Web版


 さて、この人形のセミネールは2年続き、ユーロクリニークの主催による本格的な精神分析の公開セミネールがはじまったのは2003年のことである。「セミネール断章」も、人形のセミネールの時代よりパワーアップして連載を開始した。このささやかな連載が2003年に精神分析の公開セミネールがはじまってから、その様子を文字化して伝える唯一の記録となって現在にいたっている。当時は郵送を中心としていた案内もインターネットの普及とともに、メールマガジンと郵送の併用からメールマガジンのみになった。

 現在の日仏会館(東京・恵比寿)でのセミネールは2003年からはじまり18年目を迎える。この間、別の場所を会場にしたのは、2003年2月の東京芸術劇場と、2009年8月の国際文化会館(東京・六本木)のみである。

 2003年から2020年現在にいたる公開セミネールのテーマとタイトルは、「精神分析医 藤田博史の公式サイト」で確認できるほか、その具体的な内容については「セミネール通信」連載の「セミネール断章」(「セミネール通信」の「連載記事アーカイブ」に収録」)で、その一端をうかがい知ることができよう。

 さて、2020年の公開セミネールもまもなく始まる。

 本年も皆様のお越しをこころよりお待ち申し上げております。

 2020年1月8日 榊山裕子





連載記事アーカイブ
〜下記の連載は、今回は記事の更新はありません〜

連載記事
セミネール断章

公開セミネール 2019〈超自我〉新論
Essai pour une nouvelle théorie du “Surmoi"
数回のセッションで境界例・神経症・メランコリー他を治癒へ導く技法

講義:藤田博史(精神分析医)

2019年11月講義より

第10講:スキゾフレニアを治癒に導く技法 - 崩壊する超自我

  第11講:究極の自己分析技法 - 教育分析は不要


記事を読むには下の写真をクリックしてください。
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セミネール断章2019年11月講義より


「セミネール断章」バックナンバー

公開セミネール 2016「精神分析原理
Principia Psychoanalytica
ーフロイト・ラカンが仕掛けた陥穽ー

2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年9月
2016年8月
2016年5月
2016年4月
2016年1月

公開セミネール2015「オールフラット理論」
ホログラフィック精神分析入門

2015年2月
2015年1月

公開セミネール2014「海馬症候群」
量子力学と精神分析の甘美な関係

2014年11月
2014年10月
2014年9月
2014年8月
2014年7月
2014年6月
2014年5月
2014年4月
2014年3月
2014年2月
2014年1月

公開セミネール2013「精神分析の未来形」
厳密なサイエンスとしての可能性を探る

2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年9月
2013年8月
2013年7月
2013年6月
2013年5月
2013年4月
2013年3月
2013年2月
2013年1月


公開セミネール2012「治療技法論」
ラカン理論に基づく治療技法の実際


2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年9月
2012年8月
2012年7月

以下はpdfファイル
2012年6月pdf
2012年5月pdf
2012年4月pdf
2012年3月pdf
2012年2月pdf
2012年1月pdf

公開セミネール2011「心的構造論」

2011年12月pdf
2011年11月pdf



連載記事 テクスト効果
榊山裕子

「テクスト効果」バックナンバー

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テクスト効果
日本文化編バックナンバー

第 1回「供儀を作らない文化は可能か?」
第 2回「全員一致が全員ではないということについて」
第 3回「擬制としての二者関係について(1)」
第 4回「擬制としての二者関係について(2)」
第 5回「日本と女性と紅一点について(1)」
第 6回「日本と女性と紅一点について(2)」
第 7回「『日本的異端』の在処について(1)」
第 8回「『日本的異端』の在処について(2)」
第 9回「日本と父(1)」
第10回「日本と父(2)」
第11回「日本と父(3)」
第12回「日本と父(4)」



テクスト効果 
芸術編バックナンバー

第13回「神と人形(1)〜礼拝と展示」
第14回「神と人形(2)〜眼差しと不気味なもの」
第15回「人形と身分(1)」
第16回「人形と身分(2)」
第17回「人形と身分(3)」
第18回「人形と女性(1)」
第19回「人形と女性(2)」
第20回「人形と女性(3)」
第21回「人形と女性(4)」
第22回「人形と女性(5)」
第23回「人形と独身者」
第24回「1960-70年代の日本の女性アーティストの状況」
第25回「球体関節人形と女性(1)」
第26回「球体関節人形と女性(2)」

テクスト効果
アーカイブ編 バックナンバー

第27回「彫刻と人形『再考』(前)」(『人・形ノート』掲載)
第28回「アート界の人形たち」(『美術手帖』掲載)
第29回 BOOK REVIEW「ma poupée japonaise」(『DOLL FORUM JAPAN』掲載)



連載記事

⭐️図解 基礎からの精神分析理論⭐️

基礎編
〜フロイト/ラカン理論を藤田理論から読み解く〜


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これまでの公開セミネール

 医療法人ユーロクリニーク主催による藤田博史(精神分析医)の精神分析の公開セミネールは2003年より毎月第2土曜日、東京の日仏会館(恵比寿)で開催されています。

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公開セミネールの前身

 精神分析の公開セミネールの前身は、藤田博史を講師に迎えたドール・フォーラム・ジャパン主催による「人形の身体論ーその精神分析的考察」という公開セミネールでした。このセミネールは主に東京の早稲田奉仕園(早稲田)、東京芸術劇場(池袋)で開催されました。
 その内容は日本で唯一の創作人形誌「ドール・フォーラム・ジャパン」に「人◇形◇愛の精神分析」(編集・榊山裕子)として連載され、その後、青土社から『人形愛の精神分析』として出版されています。

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 当時の様子は「セミネール通信」の連載「タイムマシンにおねがい」で見ることができます。

「タイムマシンにおねがい」第3回「セミネールと9.11」Web版

「タイムマシンにおねがい」第2回「夢と映画」pdf版

「タイムマシンにおねがい」第1回「2001年にはじまる」pdf版







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「セミネール通信」バックナンバー(2005~2007年)




「セミネール通信」バックナンバーのうち2007年以前のフリーペーパー版の一部をpdfで公開しています。